働きやすい?数字で分かる名古屋の雇用傾向

名古屋市では、平成24年1月20日〜2月13日の期間に「なごやの雇用・労働基礎データ調査」を行いました。

この調査は、市内全域に本社・本店・事業所のある企業を無作為に抽出し、2000社を対象として郵送により実施しています。

回収状況は639社で、有効回収率が32.0%となっています。

この調査によると、名古屋の労働時間については、1日あたりの所定労働時間が7時間48分で、国の7時間43分、県の7時間49分と比較して、大きな違いはありませんでした。

その一方、年休取得率は41.9%で、国の48.1%、県の57.4%と比較して低めの傾向があります。

また、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組みについては、「年休制度の利用促進」を挙げる企業が41.0%と最も多く、続いて、「ノー残業デー」が28.2%、「フレックスタイムなどの変形労働時間制」が22.2%、「メンタルヘルス対策」が21.0%、「短時間勤務制度」が16.9%と続いています。