PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス

PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス PIXARのひみつ展

PIXARの作品に秘められた数学や科学の技術に迫る

国内では東京・新潟・大阪・福岡で開催され、世界で計200万人以上を動員した、ピクサー・アニメーション・スタジオの映画を生み出す技法と科学に迫る人気の展覧会が名古屋で開催。平面を回転させ立体を作ったり、レバーを動かしキャラクターの表情を変えたりと、アニメーション制作のカギとなる8つの工程を触れる展示で実際に体験し、作品に込められた数学や科学の技術を遊びながら学ぶことができる。その他、コンセプトアートの展示やPIXAR制作チームの解説映像、本展覧会のためにつくられたPIXARアニメーションの人気キャラクターのフォトスポットなどがあり、子供から大人まで楽しめる展覧会です。

PIXAR作品の舞台裏へようこそ!

『トイ・ストーリー』『カーズ』『モンスターズ・インク』などの作品で有名なピクサー・アニメーション・スタジオの“3DCGアニメーション”の制作工程を世界で初めて科学的な視点から解き明かしていく展覧会です。
本展ではピクサーの制作現場に焦点を当て、アニメーション制作のカギとなる8つの工程をわかりやすく解説します。展示を見ることで “PIXARのひみつ“に触れることができるとともに、ピクサーの作品がいかに数学や科学の技術を用いて作られているかを知り、新鮮な驚きを得ることでしょう。

PIXARアニメーション制作の鍵となる8つの工程を体験できる展示

MODELING(モデリング) キャラクターの形をつくる

キャラクターデザインはアーティストがスケッチを描き、マケットと呼ばれる粘土模型でキャラクターの特徴を把握することから始まります。次にデジタルモデラーがマケットをデジタルスキャンするなどしてバーチャル3Dモデルにします。点と点をつないだ‟デジタルワイヤーフレーム”になった最終の状態を‟3Dモデル”と呼びます。

RIGGING(リギング)キャラクターを動かす筋肉や関節をつくる

キャラクターに仮想の骨や関節、筋肉をつくるのがリガーと呼ばれる仕事。For Example 例えば 、太ももを上げたときにひざが自然に曲がるように‟リグ”でキャラクターの体の「パーツの動作」を決めます。アニメーターがキャラクターのポーズを簡単かつ効率的につくるには、リグの数・場所・曲がる角度などが適切につくられている必要があります。

SURFACES(サーフェイス)キャラクターの外見をつくる

物の見え方は、ストーリーそのものです。素材は何か、新品か、古びているか、手入れされているか、放置されたままかなど。バーチャル3Dモデルができると、サーフェイシングアーティストは‟シェーダー”と呼ばれるコンピュータープログラムでその表面を加工します。シェーダーが物に当たる光の散乱方法を調整することで、表面を光沢のある透明なガラスのようにも、ザラザラでさびたようにも表現できます。

まだまだいっぱいありますが、続きは「PIXARのひみつ展」に足を運んで楽しんでくださいね!

PIXAR制作チームによる‟舞台裏解説“

PIXARでは毎日のように直面するアニメーション制作の課題に対し、クリエイターたちが数学などの科学を駆使し解決しています。会場には、実際の映画のシーンをもとに、クリエイターたちがどのように課題を解決したかを自ら解説する映像が多数あります。PIXARアニメーションの‟舞台裏“を是非ご覧ください。

 

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】屋内
【スタッフ対策】手指消毒/マスク・ビニール手袋着用/定期検温・体調管理の徹底
【施設・会場内の対策】定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来場者へのお願い】三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来場自粛/咳エチケット/入場時の手指消毒・検温・消毒マットによる足裏の消毒/マスク着用/混雑時の入場制限
【その他】体験型展示用のビニール手袋の用意あり/来館者・スタッフに新型コロナウイルスの感染が確認された場合はウェブサイト等で周知
【取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください】

開催場所 名古屋市科学館
料金 平日:一般1700円、高大生1100円、小中学生600円。土・日・ 祝:一般1800円、高大生1200円、小中学生700円 ※未就学児無料。 高大生は入館時に学生証が必要。チケット販売場所は名古屋展サイト参照
開催日 2020年11月28日(土)~2021年2月23日(祝)
※月曜(ただし1月11日、2月22日開催)、1月12日(火)、毎月第3金曜、12月29日(火)~1月3日(日)休み
開催時間 9:30~17:00(最終入場16:30)
電話番号 052-221-0955  中日新聞社 社会事業部(平日10:00~18:00)
住所 愛知県名古屋市中区栄2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園内
交通アクセス 【電車】名古屋市営地下鉄伏見駅から徒歩5分(4・5番出口から南へ)
【車】名古屋高速道路白川出口からすぐ
駐車場 有料
公共交通機関の利用を推奨
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